何が正しくて、何が悪いのか。時にそれを短絡的に捉えてはいけない

 アニメ未見なのですが、京都の斧を使った父親殺人事件でアニメ2本が放映自粛という形になっていますね。(と言ってもこれを書くのはかなり遅いですが…)猟奇的な描写を含んでいるとしてスクールデイズひぐらしのなく頃に解が放映見送っていましたが、何でもかんでもアニメに関連付けすぎではないかとも思えます。実際アニメよりもドラマを見る人もいるはずですし、直接的な原因になるとは難しいです。それを裏付けるかのように2ちゃんねるのところでこんな記事もありました。

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 いくら報道の自由があるとはいえ、これはというかここ数年はこのような捏造や相手方へ迷惑をかける行為がかなり目に見えているのではないのでしょうか?いっそのこと2時間ドラマや映画(TV放映含む)も自粛するべきでしょう。タレントを使っているからって「こっちは視聴率がいいから切りなくない」じゃなく、「そういう描写は演技とはいえ避けるべきだ」と考えて欲しいです。そして昨日原作者の製作日記のを上げていられる方がいましたのでこちらも掲載。

http://d.hatena.ne.jp/kagami/20070924#p5
製作者サイド
http://07th-expansion.net/Cgi/clip/clip.cgi

 実際忙しくてゲームを買うのは断念しましたが、ひぐらしはパッケージ裏の見出しを読んで「その事件を親しい人たちが止める」というものなのかな、と思っていました。製作者の日記を読むと自分の解釈の違いはありますが、的を得ていた部分があるといえます。それを考えると第2シリーズである今回はそれを大勢の人たちに相談することで犯行を止めようと動くものになるんですね(皆殺し編の次のシナリオも入れるのかもしれませんが事前情報無しで書いているのでその辺は考慮してください)。実際製作者が妥協せずに入れた大事なメッセージを無視して短絡的に取り上げるのはいかがなものかと思います。これを考えると元が同人だろうと、エロゲだろうと、アニメオリジナルだろうとクリエイター(監督や原作者)の思いをぶち壊し、その作品のメッセージをきちんと読み取った人から『ふざけるな!』という意見がでてもおかしくはないのでしょうね。勿論見ていない自分が思ったことをいっても同じことを言われるでしょうが(汗