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今回は元々貴音を出すと決めていたので、前回の流れを汲んでドラマの撮影現場での一コマとなります。ただ、貴音が千早を導くようにと考えていたのですが、6話の焼き直しっぽいものになってしまいました。
あと、雪歩以外のSPスター組の絡みも見せようと考え亜美真美に対しては貴音がお姉さん役兼遊び相手、伊織が表向きは喧嘩しているようで単なる口プロレスなだけという感じです。そして何気なくPが怒った状態のはとりさんになるようにしています。まあ似た者同士な二人の性格からして、なにもされない状態って耐えられないだろうってのもありますので。
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こちらはその裏側という位置づけで、DS組との話を入れることに。春香の訪れた新事務所の名前の由来は「蒼穹のファフナー」のアーカディアン・プロジェクトから拝借し、ファフナーの日常舞台のイメージを加えたものになっています。
DS本編に近い導入でありながらオリジナルとして春香寄りの視点にするのが大変でした。春香が事務所を紹介するシーンもまだDランクなのでそこまで広いつながりを持っているわけではないので律子経由にして対応したりとしています。そして終わりをそのまま引きずる形で次の話へ。
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こちらは「何で石川社長が愛を知っているか」というのを出そうとした話です。そのため関係性を持たせるとしたら何がいいかと考えたら「元アイドルと元マネージャー」だったんです。よーく考えると舞さんの設定って突っ込みどころが多いんですが、これを生かそうとするとああいう感じになってしまうというのはあります。この後も絡みがあるのですが、実際「ALIVE」を聞いた際に感じた部分をそのまま形にしたこともあり、「母親としての舞」の苦悩っぽいのも入れました。まだいい方法があるかもしれませんが、個人的に「「ALIVE」が愛のトラウマになっている」にうまくかけられたのではないかと思っています。
あと、ラストの部分ですが、基本的に舞さんは愛の母親というのを明かさないことにしています。石川社長の会話の中で言っていた「愛と二人で立つ」というのが新しいやりたいことだというのは本音です。ここで石川社長が「思いつきで言った」とありますが、舞の性格が分かっているからこその台詞です。