ずっとずっと…

今回のタイトルはDouble-Action Strike formのサビが元ネタです。
 
昨日見てきた電王トリロジーエピソードブルーですが、電王の良太郎と4タロスのNEW電王版とも言える「絆」と初期の時間の路線に影響のない範囲でイマジンと契約した人の心を救うというのを描いた話。不幸体質について笑って話をしている良太郎と幸太郎ってある意味二人とも達観してるなぁ。ハナも呆れてるけど。
シナリオに関しては幸太郎の不幸体質が良太郎と違ってあまり出ていない理由や、「今」と「未来」の契約者がそこにいるのに全て分かっているようにR幸太郎や「今」の契約者が「未来」がいるのを指摘しているのにそれを受け入れるお祖母ちゃんがすごすぎる。それゆえに最後の心を救うことに繋がっているし、幸太郎とテディの関係が新たに動き出すというのも良かった。
戦闘に関しては冒頭で良太郎がダメージをくらい過ぎた為、ほとんど活躍できずな電王。その代わりと言わんばかりにK幸太郎やR幸太郎になったりしているが、戦闘でキンとウラの力をNEW電王で使うとそばにいるライナーフォーム見たくアドバイスしか出来ないというのも面白かった。変身待機音がアックスフォームなのにパスをセタッチしたときの音がストライクフォームのままという。去年のNEW電王ベガフォームに関してはストライクフォームのままだとしてもデネビックバスターになるのがオチだから完全な電王ウイングフォーム同様イレギュラーフォームと言っていいのかも。それにしてもウラの場合は本当にどうしろというんだ、あれは。釣竿なのに鞭のように攻撃するしかないって。テディが覚悟を決めて幸太郎と一緒に戦う際、久々にカウントを使って倒すのもストライクフォームらしい。そして、あの爆発本物のナパーム使ってるから迫力があるし。
この後テディが消えるものの、渡した縁結びのお守りって良太郎が砂になったウラ達の体からケータロスを作り出したのと同じで「ずっと繋がっていたい」を表し幸太郎の記憶が強すぎて本来のラインにテディの立ち居地が修正されているんだと思う。そう考えるとエピソードブルーって本編で良太郎達が経験した出来事を再構築しているんだなってのがよく分かった。そして、天丼と呼ばれているのが定着しているのが嫌なテディ。ああ、だからエピソードレッド後の短編アニメで泣いていたのもただのオマケじゃなくて繋がっていたのね。とうとう幸太郎もジョークで言われるとは…スーツアクターの金田Jrよろしくいじられてるなぁ。
次回は海東編。待ちに待った柴崎監督の初映画メガホン。期待しないほうがおかしい。